丁寧にムダ毛を処理しているのに、ワキの黒いブツブツがキレイにならない
こんな悩みを持っていませか?
この黒いブツブツしたものは毛穴の汚れではなく、埋没毛(埋もれ毛)かもしれませんよ。
すべすべの肌を目指して、ムダ毛の処理を続けている多くの方にとって、大きな悩みとなってくるのがこの埋没毛なんです。
皮肉なことに、自己流のムダ毛処理を続ければ続けるほど、埋没毛はどんどん増えてきてしまいます。
見た目も当然かなり気になりますし、何かケアをしようにも、一体どういう方法をとるのが正解なのか、悩んでしまっている方も多いかもしれません。
腿の上。埋没毛になりやすすぎ
— MAVnyan (@MAVnyan) 2017年3月30日
多くの女性たちにとって悩みの種である埋没毛を治す方法について、詳しく見ていきましょう。
埋没毛って、どんなもの?
埋没毛とは、皮ふがかぶさった毛穴の中でムダ毛が発毛してしまうことを言います。
毛が通常の毛のように皮膚の外に向かって伸びていくのではなく、皮膚の中に埋もれた状態のままで伸びてしまっている毛のことです。
埋没毛がある場所は皮膚の表面がぽこっと盛り上がってしまい、まるで鳥肌のような状態になってしまいます。
表面は黒いブツブツ状なので、汚く見えてしまいます。
埋没毛は、脱毛行為によって生じてしまった炎症や傷などによって、毛穴がふさがれてしまい、その毛穴から皮膚の外へと顔を出すことができなくなってしまった毛が、皮膚の中でそのまま成長してしまうために発生する、と考えられています。
また、脱毛の際に、完全に根元から抜くことができず途中で切れてしまった毛は、先端が鋭くとがってしまい、伸びていく時に、毛穴ではなく皮膚の中を貫通してしまって、埋没毛になってしまう、というパターンもあるようです。
埋没毛が特に多く発生しやすい部位としては、以下のとおり。
- ワキ
- ビキニライン
- 足
- 顔(男性の場合はヒゲ)
カミソリでムダ毛処理する部分でもありますよね。
各パーツごとの埋没毛をキレイにする方法については、以下のページを読んでみてください。
ワキの毛穴がプツプツしている|色や状態からみた治し方について
ビキニラインの埋没毛は放置すると危険!かゆみや色素沈着の原因となることも
顔脱毛した後に顔にブツブツができてしまった!これって埋没毛なの?
そんなムダ毛の自己処理が、埋没毛の原因になってしまうメカニズムについて見ていきましょう。
埋没毛ができる原因は自己処理だった!カミソリや毛抜きでのムダ毛処理はNG
繰り返しになりますが、埋没毛は自己処理での脱毛を行っている場合に発生してしまいやすいです。
カミソリ
カミソリでムダ毛処理するときに、シェービングローションを使っていますか?
また、少しでもキレイにしたいと深剃りや逆剃りしていないでしょうか?
そんなカミソリの使い方をしてしまうと、埋没毛のリスクは高くなります。
足脱毛する時カミソリで毛を剃ったせいで埋没毛になってもう災厄や
— すず (@qhf5t) 2017年4月4日
自己処理による脱毛を行う場合、カミソリや毛抜きなどによって、毛を剃ったり抜いたりするのと同時に、皮膚の表面もかなり傷つけてしまっています。
つまり、ムダ毛処理をしっかりとすればするほど、皮膚の表面は、いつも怪我をしている状態になってしまっているのです。
通常、私たちの体というのは、怪我をした部分があれば、かさぶたなどで覆いながら、傷を治していくことになりますよね。
それとまったく同じで、皮膚の表面も、脱毛行為によって「ダメージを負ってしまった!」と判断すると、
炎症や傷になっている部分などをすぐに皮膚で覆い隠して、傷を治していこうとしてくれます。
そのため、本来の毛穴が新しい皮膚によってふさがれてしまい、出口をふさがれてしまった毛は、皮膚の中でそのまま成長していってしまうことになるのです。
これが、自己処理によって埋没毛ができてしまう仕組みなのですね。
自宅などでいつでも簡単に行うことができる、自己処理による脱毛を、日常的に行っているという方は、かなり多いでしょう。
ですが、やはり、自己処理による脱毛は、肌へのダメージが大きくなってしまいやすいため、こうした埋没毛のトラブルも、より生じやすくなってしまうのです。
毛抜きやブラジリアンワックス
またカミソリではなく、毛抜きや脱毛テープで処理している方も多いことでしょう。
最近はブラジリアンワックスで、デリケートゾーンの脱毛をしている方も多いですよね。
しかし毛抜きやブラジリアンワックスはムダ毛を物理的に引き抜く脱毛方法なので、カミソリよりも毛穴に負荷がかかります。
つまりカミソリよりも、埋没毛のリスクはさらに高くなりますね。
ソイエ
ソイエなどの家庭用脱毛器を使っている方も多いですが、原理的には毛抜きと同様なので埋没毛になりやすくなります。
このようにムダ毛の自己処理は、埋没毛リスクがとても高いというのが現実です。
念願のソイエ?
— りょーちん (@1925Ryo) 2016年11月26日
1万5千の価値はある!! pic.twitter.com/Zk6i2JdPYU
脱毛サロンでムダ毛処理してもらうメリット
一方で脱毛サロンの光脱毛は、特殊な光を当ててムダ毛を焼くという原理で脱毛処理をします。
この光脱毛は毛穴に負荷がほとんどかからず、広範囲のムダ毛を一気に処理できるので、人気ですね。
お風呂場で一生懸命カミソリで処理するよりも簡単にできますし、安全性も高い方法です。
ミュゼの美容脱毛は、ジェルの上からライトを当て脱毛する、 S.S.C.方式(Smooth Skin Control方式)の美容脱毛。 安定したライトと、ジェルに含まれる成分によって肌をいためずスピーディにお手入れすることができます。 トリートメントには独自開発の、プラセンタエキス配合のミルクローションを使用しているため、美肌効果も期待できます。
-引用元:脱毛方法・効果 | 美容脱毛サロン ミュゼプラチナム
脱毛サロンでは専門の教育を受けたエステティシャンが施術してくれますし、アフターケアも充実しています。
キャンペーンをうまく利用すれば、ワキやビキニラインの脱毛が数百円で受けられるなんてことも。
私は色々な脱毛サロンについて、実体験に基づく口コミや料金プランを調べてました。
参考にしてみてくださいね。
部分脱毛サロン
- ワキに部分的な埋没毛があって、とても気になっている
- アンダーヘアの自己処理で、埋没毛ができてしまった
ワキであればワンコイン(100円〜500円)程度の低価格で脱毛できますし、アンダーヘアとセットでも1,000円台。 通いやすくて、しつこい勧誘もない優良な脱毛サロンを厳選して紹介しています。
ミュゼプラチナム
ミュゼというとワンコイン脱毛で圧倒的な知名度がありますね。
広告やテレビのCMをご覧になった方も多いかもしれません。
全国に展開しているサロンですから、地方に住んでいても通いやすいというのがメリットですね
おすすめ度 | ![]() |
---|---|
価格 | 100円〜 |
特徴 | リーズナブルな脱毛サロンですが、施術は丁寧でスタッフさんの対応も良いです。 |
脱毛ラボ
脱毛ラボは基本的に全身脱毛のサロンなのですが、気になるところだけを脱毛する部分脱毛プランもおトクな価格設定になっています。
最も安いプランで12ヶ所1,980円から。自分でムダ毛処理したい部位を選べるという柔軟さがうれしいですね。
また全国で80店舗超ということもあり、予約のとりやすさではナンバーワンといえます。
おすすめ度 | ![]() |
---|---|
価格 | 月額1,980円(部分脱毛12ヶ所) 月額2,980円(部分脱毛24ヶ所) 月額3,980円(全身脱毛48ヶ所) |
特徴 | 脱毛したい箇所に応じて柔軟にプランを選択できます。 また最新の脱毛機器を使っていますから、最短で半年間で脱毛完了することもできるのが良いですね。 |
ジェイエステティック
ジェイエステティックは創業38年の老舗脱毛サロンです。
長年の経験に基づくエステティシャン教育を行っていて、その施術スキルには定評があります。
コースとしてはワキ+好きな部位を選べる300円のコースが人気です。
埋没毛になりやすいヒザ下やVラインも対象になっているので、複数部位の埋没毛に悩んでいる方におすすめのサロンですよ。
おすすめ度 | ![]() |
---|---|
価格 | 300円(両ワキ+選べる部位) |
特徴 | 無理な勧誘もなく丁寧な施術を行ってくれるサロンです |
全身脱毛サロン
- あちこちに埋没毛ができて気になっている
- この機会に全身を脱毛したい
最近では全身脱毛も月額いくらの定額制が主流で、かなりリーズナブルになっていますよ。
シースリー
全身脱毛専門エステサロンの「シースリー」では「きらめき美肌」というキャッチフレーズの通り、全身脱毛の施術を受けつつ美肌美白ケアをしてもらえます。
その他にも勧誘行為一切なしというお約束をするなど、信頼できる脱毛サロンのひとつだといえますね。
おすすめ度 | ![]() |
---|---|
価格 | 月額7,000円(全身脱毛) |
特徴 | 高級感あふれる内装の店舗と、丁寧な施術で脱毛と美肌を同時にできるサロンです |
キレイモ
板野友美さんでお馴染みの全身脱毛サロン・キレイモですが、他のAKB48のメンバーも来店しています。
全身脱毛なので、埋没毛ができやすい足の指やデリケートゾーンも脱毛できますし、顔の毛を脱毛して化粧のノリが良くなるなんてことも。
予約のとりやすさや勧誘行為ナシを徹底しているのも、評価が高いですね。
おすすめ度 | ![]() |
---|---|
価格 | 月額9,500円(全身脱毛) |
特徴 | 独自のスリムアップ脱毛で、ムダ毛処理と同時にお肌の引き締めも |
銀座カラー
おすすめ度 | ![]() |
---|---|
価格 | 月額9,900円(全身脱毛22部位) |
特徴 | 接客マナーが非常に高く、勧誘行為もなし。 |
どうしても自己処理じゃないとイヤという人は
どうしても自分でムダ毛処理をしたいのなら、カミソリの方が比較的負担が少なくおすすめです。
必ず、シェービングクリームや石鹸の泡などをたっぷりとつけながら行うこと、
また、処理後も、すぐに保湿クリームを塗るなどして、常に肌のダメージを最小限に抑えてあげるようにすることが大切です。
このように、やっかいな埋没毛は作らないように日頃から心がけることが大切です。
埋没毛の予防法について詳しく見ていきましょう。
埋没毛を作らないように、予防することはできるの?
ムダ毛の自己処理を続けるにせよ、埋没毛を作らないように予防しておくことは大事ですね。
埋没毛を予防するには、
この二点を心がけてください。
スクラブ
皮ふの古い角質を放置すると、毛穴が詰まって埋没毛の原因となってしまいます。
自分で手軽に古い角質を落とす方法としては、スクラブを使う方法があります。
ただし、強くこすったりしてしまうと、肌が傷ついてしまい、よけい傷になってしまったりするため、あくまでも、優しく、そっと行うことが大切です。
保湿
埋没毛予防に限らず、お肌のケアの基本といえばやはり保湿です。
顔は乳液やナイトクリームで保湿ケアしているという人でも、ボディケアをしているという人は少ないのでは?
実は埋没毛のできやすいワキやビキニラインも、丁寧な保湿ケアが必要なのです。
最近はボディ用の保湿ジェルが市販されていますから、試してみましょう。
毎日の保湿ケアで魅せるワキを目指そう
このように、埋没毛を作らないよう常日頃から十分に心がけておくことが大切です。
そしてムダ毛の自己処理は避け、脱毛サロンできちんと処理してもらう。
これらのことが、埋没毛の予防になるでしょう。
埋没毛ができてしまったときの治す方法って?
埋没毛は一度なってしまうと、自力で治すことは非常に難しくなってしまいます。
どうしても自分で治したい!という方は、少し時間はかかりますが、市販のピーリングジェルをおすすめします。
市販のピーリングジェル
ピーリングジェルは酸の力で、お肌の表面の古い角質をきれいに溶かす作用があります。
エステサロンや美容皮膚科でもピーリングの施術はしてもらえますが、数万円の費用がかかってしまいます。
その点市販のピーリングジェルを使えば数千円の出費で済みます。
もちろんエステサロンなどと比較すると酸の力は弱いものですが、それなりに効果は期待できます。
毛穴にかぶさっている皮ふを取り除くことで、自力で埋没毛を治す手段になりますね。
医療レーザー脱毛
手っ取り早く埋没毛を処理するのなら、美容皮膚科の医療レーザー脱毛を受けるという方法もあります。
医療レーザー脱毛は脱毛サロンの光脱毛より高い出力が出ますから、広範囲にわたる根深い埋没毛にも作用してくれます。
ただ医療レーザー脱毛は、価格がやや高いのがネックです。
脱毛サロンが数百円〜で済むのに対し、医療レーザー脱毛は数万円〜と高額。
■比較表
また出力が高いぶん感じる痛みも強い、店舗が少なく予約が取りづらいというデメリットもありますから、カウンセリングを受けるときに十分に確認しておいてくださいね。
毛嚢炎になったら皮膚科クリニックへGO
埋没毛のブツブツが赤くなっていたら、それは毛嚢炎のサインです。
毛嚢炎は見た目はニキビと似ていますが、放置すると肌トラブルの原因です。
皮膚科クリニックを受信すれば保険適用内で治療してもらえますので、早めに受診しておきましょう。
自己判断で埋没毛を処理するのは危険
中には消毒した針などでつついたり、またはカミソリなどで少し切開して、無理やり外へ出そうとされる方もいるようですが、これは衛生的にも非常に危険な行為です。
また、そうした方法によって埋没毛をたとえ外に出せたとしても、肌には傷となって残ってしまうことが非常に多いため、やはり、おすすめできません。
針やカミソリで傷つけられた毛穴は、雑菌が侵入して炎症が起きるリスクが高くなります。
炎症が起きている間はかゆくなって、かきむしることでさらに炎症が広がることも。
炎症が治まったとしてもその後に黒ずみとしてあとが残ってしまうこともあります(炎症性色素沈着)。
やはり自己判断で処理するのはリスクが高く、おすすめできません。
何もしないで埋没毛を放置するとどうなる?
埋没毛は時間が経つにつれて、自然と体に吸収されたり、皮膚が新しくなるにつれて自然と皮膚の外へ排出できたりと、放置しておいても自然と解消されることがほとんどです。
それでも自然に解消されるまで、長い期間皮膚の中に毛が残っていますから、トラブルの原因になることも。
毛穴の中でどんどん長く伸びた毛が内側の皮ふを傷つけ、毛嚢炎になってしまう例もあったりします。
一旦埋没してしまうと、何度も毛嚢炎を繰り返すなど難治性の皮膚トラブルの原因になります。(逆に、同じ場所に何度も再発する毛嚢炎から、埋没毛がわかることもあります。)
-引用元:埋もれ毛|庄野先生の健康情報コラム
どうせ自然になくなるものだからと放置することなく、適切に対処をしておきたいですね。